第96回福知山統一メーデー
2025年5月1日午後実施
JR福知山駅北口公園
働く者の団結で、生活と権利・平和と民主主義を守ろう!
私たちは本日、「働くものの団結で、生活と権利・平和と民主主義を守ろう」のスローガンの下、第96回福知山統一メーデー大会を開催しました。
今年(2025年)は、「治安維持法」制定100年、「終戦・原爆投下」80年、「男女雇用均等法」制定40年、阪神・淡路大震災30年という、平和や人権・暮らしのあり方を問い直す節目の年です。
今、「高物価から暮らしを守れ」「戦争をやめて、平和を守れ」の声や、「ジェンダー平等社会」を求める声が至る所から聞こえてきます。
下がり続ける実質賃金、暮らせない年金額の一方で、大企業の内部留保額は増え続けています。「大幅賃上げ」「消費税の引き下げ」「暮らせる年金を」など、それぞれの要求実現に大きく声を上げ続けていきましょう。
国の役割は決定的です。全国一律1700円以上の最低賃金の実現、同一労働同一貸金、中小企業への直接支援策で賃上げができる社会を求めます。公務員をはじめ、医療・介護・保育など、福祉職場で働く労働者の大幅賃上げと増員を強く求めます。
労働基準法を骨抜きにする改悪をやめさせ、残業代も無く〔定額で働かせ放題」の公共の学校職場に先生を大幅増員し、人間らしい働き方を再生していきましょう。
また、近年多発する災害・気候危機こ向き合って「いのち」を守り、コメを含むすべての高物価対策で「暮らし」を守るのが政治の役割ではないでしょうか。
昨年の2024年、平和を求める国際世論が日本被団協をノーベル平和賞に押し上げました。世界の平和の願いに応え、憲法9条を持つ被爆国にふさわしい、対話による平和外交と核兵器廃絶の先頭に立つ政府をつくりましょう。
自公政権は「戦争できる国づくり」を予算も含めて着実に推し進めています。今こそ、「軍事費を教育・中小企業・農林業などに回せ」の声と共に、原発再稼働・増設をやめて、再生可能エネルギーへ転換するなど、いのち・暮らし・地域を破壊する政治をストップさせましょう。
たたかう労働組合を強く大きくして、要求実現のために奮闘しましょう。
全ての労働者・市民の力を今こそ総結集することを心から呼びかけます。
働くものの団結、万歳!第96回メーデー万歳!
2025年5月1日